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昨年8月に秦野市森林ふれあい課さんから「市が力を入れている森林ボランティア育成に協力していただけますか?」とオファーをいただき、ではやってみましょう!ということに。
これは年間で連続8回=ワンシーズンとなる研修のようで、仂がになうのは第7回目ということでした。となると他の回も気になってしまい、シレッとチラ見したくもなっちゃいました。
仂が設定した会場は萱沼地区。MさんとIさんの土地・設備をお借りしながら、以下の内容をじっさいに展開しました。
①竹林整備→簡易竹炭焼き
②竹細工<竹とんぼ作り、竹飯ごうでの調理>
田舎のみならず町寄りでもよく問題視される「竹藪」。
この日の活動時間は限りあるけれど、それにとどまらず密生した竹をすいていって、タケノコ狩りや竹細工の素材調達などで入りやすい林にしたいと思います。
ここのは珍しい竹で四方竹(しほうちく)というもの。
普通竹は丸い断面ですが、これは各角にアールのついた四角形の断面をしています。さらに、節からけっこう尖った棘がたくさん生えている。。それに表面が目の粗いやすりのようにざらざらしています。
調べてみると、タケノコの旬は秋らしいです。
この竹を間伐して、伐った竹を簡易的な炭焼きにしました。
クラフトとして竹とんぼやご飯炊き用の容器にしていくワークショップも同時開催。
こういうこと知っておくと、災害時の対処もいろいろできそうですね。
これから竹細工をやろうというスペースにある土砂などをスコップでかき出して、会場整備作業もやります。育成研修なので自主的に動いてくださったらいいなと思ってましたが、参加メンバーはなかなか歴戦のボランティアー揃いで、今回のどんなミッションも朝飯前という感じ!
竹炭は計4か所の焼き場所で焼いていきました。
お昼ご飯にもチャレンジ要素を~!
と、なんとMさんのおうちに大事にしまわれていた「文化かまど(しかも2口付き)」を取り出して火をいれさせてもらいました。いろいろとTRYしたい私たちの好奇心を温かい目でおおらかに認めてくださってありがとうございます!
せいろでは巷で大人気の「山笑ふ」のちまきを人数分蒸しました。
さらに、このかまどの火を使って、竹を容器としたお米の調理もやってみました。
今回の会場選定には、昨年2月に町をつうじてご依頼のあったケヤキの大木3本を伐る特殊伐採(その時のブログ)がご縁となり、依頼主Mさんから密生した竹藪問題を私たちに一緒に解決できないかともちかけてくださったことがきっかけでした。
今回行うことのできた秦野市さんの催し受け入れをスタートとし、これからもMさんの竹林整備を続けていけるよう頑張ってみたいと思います。
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