前回に引き続き萱沼のM様のお宅の裏山のケヤキ特殊伐採の後半戦です!
前回までで2本のケヤキの枝の本数をだいぶ減らしました。それでもまだまだ枝が多いですね。写真ではわかりづらいですが、この1本1本の枝が中木程度の大きさなので、庭木の剪定だったらこのくらいの木を相手にしてるよね~ってレベルです。この枝を近くのおうちの屋根などに当てないように吊るしながら落としていくので時間がかかります。
今回も登るのはN代表。ポーターはRさんとBの二人体制。特殊伐採はアクロバティックな部分ばかり目につきやすいですが…
上から見るとこんな感じ。どちら側にどう吊るすとどんな風に枝が落ちていくのか計算されています。
ここまでくると、どのロープで自分を支えて、どのロープで枝を吊るしてるんだか訳分からなくなってきそうですよね。1つ手順を間違えたら命に危険が及ぶ…リアルデスゲームみたいな事が木の上では繰り広げられている訳です。凄い仕事です!
Bの空師への道!とか言ってるけど、大変な世界に足を踏み入れてしまいました。
順調に切り進めて1本目のケヤキはかなり低くなりました。地上が近づいてきた~!
地上ではFさんとKさんが降ろした枝をどんどん片付けてくれています!縁の下の力持ち!上で切り落としている人も命を危険に晒しながら大変ですが、地上での作業も重要です。下に枝が溜まってしまうと、枝の上に枝を重ねる事になってしまい、そうなるとこんがらがったり、重みもあるので危険も伴ってきます。
スムーズに上の枝を切り落としていく為にどんどん地上を片付けていかないといけません。特殊伐採は色々なヒトノチカラでこなしていくのですね。
皆の力で短くなった幹は最後はいよいよ伐倒します。
1本目のケヤキが切り倒されて3日目の作業は終了~。お疲れ様でした!
作業4日目は2本目のケヤキの枝を切っては吊るして降ろすを繰り返しました!作業が佳境に入って来ると起きる現象をご存知ですか?写真を撮り忘れる現象です(^^;
てな訳で、4日目の写真はほぼありませんが、若者のTくんが手伝いに来てくれたり順調に作業進みました。こちらの写真は作業5日目のスタート。いよいよ幹を切り落としていきます。
ある程度の高さまで落として、下に危険が及ばない場合には吊るさずに切り落としたりもします。
落ちてきた枝は地面に突き刺さったりもします!見てるだけでも凄い迫力ですよ!
Cさんが突き刺さった枝を再伐倒。女性陣もチェンソーを使いこなします。
残った部分を引き抜くKさん。結構深く突き刺さってます。
Bは細い杉に登って作業の邪魔になる枝を払いました。木に登る度に課題が見つかり、空師への道はまだまだ遠いですがとても楽しいです♪
さぁヒトノチカラの集大成!いよいよ2本目のケヤキも伐倒します。受け口の切り込みを入れて…
最後は追い込んで伐倒!!
大きなケヤキが切り倒されました。
before。
after。
今回のご依頼の2本のケヤキの特殊伐採コンプリートです!
…が、1本追加でケヤキを切る事になり、それはまた別のタイミングになります。
5日間みっちり、なかなか体験できない経験をさせてもらいました。これを読んでいる皆様も、仂の活動に参加するとこんな非日常を味わえますよ♪
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