香りプロジェクト本格始動!
- 根本秀嗣
- 6月5日
- 読了時間: 2分
里山地域でとれるものを用いて何かできないだろうか?
いま、速くて複雑な疲れやすい社会のなかで、癒しをもたらすナチュラルな香りの価値があがっています。
仂もふだんから付き合っている樹木という素材で、心地よい香りがうみだせるのではないか?
と思い、
周辺の里山にふんだんにあり、そして良い香りが特徴で、扱いやすい種を選び出し、
『水蒸気蒸留法』という水のチカラでアロマオイルを精製する方法をとり、
香りたかい地域の特産品をつくたい。
そういう文化の醸成に一役買おう、というプロジェクトを起こします。
まず、今週末、京都『杉乃精』(薪を燃焼し、その熱源でもって水蒸気蒸留をおこなうシステムを開発販売し、社会へ普及啓もうしている会社です)さんへおとずれ、ノウハウを学びます。
その視察のまえに、
「蒸留したい植物素材があったら用意して、前もって送ってください。蒸留体験の場を提供します。」
と申し出ていただいたため、
今日は、呼びかけに応じ集まってくれた仲間と山へ素材採取に入りました。
※集材地の利用(伐採)行為については、地権者さんとの間に「里山利用協定」というものを交わさせていただき、その守備範囲内でおこなっています。
今回、土佐原の素材採取に集まってくれたのは、以下3名。 茅ヶ崎⇔寄の2拠点ライフをたのしみはじめたSさん(畑・野菜作り好き)
小田原を拠点に好奇心にまかせ旺盛に各種活動中Iさん(名古屋の方です)
東海大学生で香りを研究課題に設定したSくん
アブラチャンの何たるか、この林の状況下で”どう”間伐してほしいか、獣害問題とアブラチャン、などなどNの知る限り、レクチャーさせていただきました。
居場所の東屋の下で。

そして作業へGO!
この間、Nは『森の居場所』の草刈り。
梅雨入り前にいちど刈りこんでおこう~

のんびり?2時間くらいを森の居場所での作業などに費やし、仂ファクトリーへ帰りました。

その後、薪割りチームのみなさんや飛び入りゲストの方々とともに、
採取ずみ素材(アブラチャン、ヒノキ)の粉砕をトライ。
HAIGE「ハイガー」という農機具メーカーのウッドチッパー(粉砕機)初使用です。
そして、予定したとおり無事に京都行きのチップ梱包、トータル30kgが作成できました。

新鮮なチップです。
また報告します~
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