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私たちが集まり、
炭焼き再生を中心に据えて活動してきたのは、
いま社会に起きている諸問題の原因は人と人との
心のへだたりに起因している、
だから私たちの周りから
そのへだたりを無くしていくことが必要だ、
と考えているからです。
2018年、
私たちは、丹沢山塊に囲まれた松田町の寄で、
土に埋もれ40年間眠っていた炭焼き窯を再生させました。
同時にブログを立ち上げ、
「人の力を合わせて事を成す」という意味を託し、
自らを「仂」(ろく)と名付けました。
私たちは、
炭焼を重ねるごとに多くの人たちと知り合い、
たくさんの事を学びました。
森とのかかわり、人とのかかわりをとおして見えてきたのは、
人と人の出会い、コミュニティ同士の繋がり、
それらが幾重にも層を成した時にこそ
垣間見える豊かな社会の姿です。
こうした社会の実現のために、
私たちは二つの事業目的を掲げます。
ひとつは、地元の地域資源を掘り起こし、持続的活用の場を作り上げる。
ふたつ目は、来訪者、移住希望者にたいする誘引力を構築し、
彼らと地元との交流の活性化に務めることにあります。
以上の目標を達成するために、
官民の協力、一般にも賛同を募るために
NPO法に基づく法人格を取得することと致します。
NPO 仂 設立趣旨【動機と理念】
松田町や寄と関係がないように見え、日本でさえない写真たちです。
これはヒマラヤを戴く国ネパールの動物たち、人、風景です。
やたらとせめぎ合わず、ゆったりとした態度で生きたいものです。
Photo by Hidetsugu Nemoto
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