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薪の定例日レポート

公開·58名のメンバー

2025.10.29 東海大4年の二人が卒論研究に来ました

 朝10時に定例メンバーの根本さん、佐和ちゃん、平田さん、古舘が集まって暫くすると東海大生のS君とN君が卒論研究の取材にやって来ました。S 君は精油関係の研究を行っていて、N君は寄地域の音を採集する研究を行っています。彼らを交えて今日の仕事の段取りを相談しました。


 11月9日に実施される松田町観光経済まつりの仂ブースで精油販売を行うため、今日はヒノキの精油蒸留を行うことにしました。そのためには、前回アブラチャンの精油蒸留に使っていた蒸留装置の洗浄とヒノキの枝葉を採集して来る必要があります。根本さん、平田さんの他、S君、N君は土佐原フィールドにクヌギの丸太4個とヒノキの枝葉の採取とそれらの運搬に出かけました。佐和ちゃんと古舘は仂ファクトリーに残って、蒸留釜の洗浄とその後で針葉樹と広葉樹の薪割りを行うことにしました。


 蒸留釜の洗浄では、最初に窯の下部と上部を水道水で洗浄し、下部に用水路のきれいな水を入れ装置を組立て、かまどに火を入れ、空焚きを行います。冷却塔に冷却水を通さずに空焚きすると冷却塔の下部から濛々と蒸気が噴き出します。この蒸気に香りが無くなるまで蒸気を垂れ流ししました。この間の空き時間に、佐和ちゃんは広葉樹の薪割りを、古舘は針葉樹の薪割りを行いました。


 お昼過ぎに土佐原に出かけた4人がクヌギの丸太4個とヒノキの枝葉を軽トラに乗せて戻って来ました。ここで皆で昼食を取ることにしました。昼食後に、音を採集したいと言うN君、S君を連れてやどりき水源林内の「滝郷の滝」に案内しました。N君は20m近い落差から出る滝の音に感動したようでした。


 仂ファクトリーに戻って古舘はS君とヒノキの葉を剪定バサミで細かく切り、洗浄した窯上部に5.2Kg詰め込み、かまどの薪に点火しいつもの


 根本さんはクヌギの薪割り、佐和ちゃんは広葉樹の薪割りを続け、平田さんは針葉樹の薪割りを継続して薪束一束(No.170)を仕上げました。ヒノキ葉の蒸留では精油がかなりの量取れるのがアブラチャンの枝葉と異なると所です。4時近くに蒸留は継続したまま、今日の作業は終了することにして、集合写真を撮りました。その後、根本・平田・古舘の3人は残って補助金申請書作成の相談をしました。


      水道水で蒸留釜洗浄を行う佐和ちゃん

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     分液ロートを外して生蒸気で窯洗浄を行います

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    土佐原フォールドではヒノキの枝葉の採集です

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  クヌギの丸太は手で持つのは重く背負子で軽トラまで運びました

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        佐和ちゃんは広葉樹の薪割りです

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  「滝郷の滝」から戻ったS君はヒノキ葉の刻みを行っています

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    午後から平田さんは針葉樹の薪割りを行いました

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   忙中に閑あり! 大きなカマキリが薪に上って来ました

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     蒸留中の精油蒸留釜の横で集合写真を撮りました

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