樹齢五百年オーバーのマツを伐る
- 根本秀嗣
- 1月1日
- 読了時間: 2分
2025年11月28日(金)
とある小田原市の禅宗の寺院から、枯れてしまった松の木があるので伐りたいとのご相談を受けました。
寺院と親しくお付き合いしているMさん(親交のある南足柄の薪屋さん)が持ってきた案件です。

お寺の歴史に、五百年前から記されてきたらしい、立派なクロマツでした。僕にとっては、この件で初めて出会うことになった樹木ですが、枯れてしまったのは本当に残念でした。
早朝に集まり、伐採作業に入る前に、住職さんのお導きにて、安全作業祈願・松の供養のため、願いを込めたお経が唱えられ、樹の周りにお神酒、塩、米をまわして、ご焼香。神妙にそちらの時間に浸りました。

松の木の周りは、ぐるりとお墓が取り囲んでいましたので、クレーン&高所作業車にお出まし頂き、無線で連携を取り合い、クルー全員で息をあわせての伐採作業でした。

高さおよそ12メートル、主幹の直径約80センチメートルの大木でしたが、長い枝を一本一本無事に切り外し、クレーンで下に待機させているトラックへ下して、お昼過ぎには全部終了しました。

まっすぐで素性の良い主幹部は、小田原の材木屋が引き取ることになっていました。
そして、凄いボリュームある枝が生えていた部分の塊を2つ、仂ファクトリーに頂戴してきました。
何かに役立つといいな、と思いながら、それを見ては伐採作業を思い返しています。

後日、寺院同士の繋がりで、別な寺院(大雄山最乗寺)で開催されるお祭りのさいに、火渡りなどの儀式用に焚く火のため、薪に活用されることになったそうです。
その松の薪割りをこなしたのは、今回の案件を持ってきてくれたMさん。お寺への寄進として、薪割りをみずから買って出たそうです。そんな行為にとても尊敬の念を抱きました。




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