地元小学5年生とアブラチャン蒸留授業
- 根本秀嗣
- 1月1日
- 読了時間: 3分
2025年10月20日(月)
小学5年生を受け持つS先生から、「社会科の授業で、地元資源を活用している林業的な取り組みを紹介し、学んでもらいたいので、仂さん協力して頂けないか。」と問い合わせがあり、対応することにしました。
僕たちが選んだ授業内容は、「里山植物からのアロマオイル作り」。

素材は、クスノキ科の落葉広葉樹「アブラチャン」。
集合場所からうちの作業拠点の仂ファクトリーまで、徒歩約10分の道すがら、雑木林のはじっこから採取して、その枝葉を手に歩いてきました。
某テニスコート駐車場のはじっこの藪です。地域から許可を得ての、剪定です。持ってきた枝は、5,6本です。
植物の名前であるアブラチャン、漢字でこう書きます。
油瀝青 ~あぶらちゃん~

ハサミで刻んで、寸胴に詰め詰めします。
今年の寄小学校の5年生は、全部で3名でした。実は、みんなうちの近所の子供たち。教育現場を通じてのおつきあいができて、こちらも、誇らしいやら嬉しいやらです。

カマドに点火し1時間後から蒸留スタートすると、ひととおり終えるまでは、更に2時間くらい必要です。
ここで、「アブラチャンの枝×金属のスプーンヘッド」の組み合わせでオリジナルスプーンを作ってもらい、多様なアブラチャンの活かし方を体感してもらいました。

カマドにくべる薪のほうも、薪割りしてもらいました。

使った薪割りツールは、初心者でも低リスクな薪割りが可能な、キンドリングクラッカー(キンクラ)と鉄ハンマーです。斧による豪快な大物割りも、見学してもらいました。
「ぱっかん! ぱっかん!」手応えが気持ち良~い薪割りは大人気でした。
割ってもらった薪は、そのまま、他の木材(仂の薪割り仕事で発生した端材)と共に、蒸留カマドへくべていきます。

プログラム自体は、8時~12時と半日の中で展開できる気軽さで、その中で、今や誰も見向きもしない木から、意外な価値を生み出す「ものづくり」に子供たちが参加できます。授業提供側から見ても、本人の実感と学び・気づきが自然につながっていて、優秀な構成になったな~と感じました。 <自画自賛?>
お話しを頂いた寄小学校の教職員の皆様、貴重な機会に感謝いたします!
また来年も、との事ですので、ブラッシュアップして臨もうと思います。
子供たちには、できた蒸留水(フローラルウォーター)と、それぞれ自作したウッドスプーンをお土産に持ち帰ってもらいました。





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